5.5 対前年/月比計算
DataViz製品は、対前年/月比が計算可能である。
下図のように、次元と度量をデータバリューと分類軸にドラッグし、ツールアイコンをクリックして詳細計算を行う。対前年比とは、過去同一期間のデータと比較すること(例えば、2014年7月と2013年7月との比較)。計算式は(今期数-同期数)÷同期数である。対前年増加量の計算式は(今期数-同期数)である。対前月比とは、今期データと前期データを比較すること(例えば、2014年7月と2014年6月との比較)。
計算式は(今期数-前期数)÷前期数である。対前月増加量の計算式は(今期数-前期数)である。
5.5.1 対前年比と対前月比
5.5.1.1 ドラッグした次元が日付フィールドの場合
5.5.1.1.1データバインディングに分類軸とデータバリューを含む場合
日付フィールドが年の場合、対前年比と対前月比の計算結果が同じである。
日付フィールドが年-月の場合、対前年比と対前月比の計算結果は下記2図の通り。
フィールドを分割した後、プレフィックスが付かず、対前年比と対前月比の計算結果が同じである。
5.5.1.1.2データバインディングに図例、分類軸とデータバリューを含む場合
図例が地域、日付フィールドが年-月の場合、対前年比と対前月比の計算結果は下記2図の通り。
その他日付フィールドは(例えば、年-四半期、年-月、年-週、年-月-日、年、四半期、月、週、日)操作がほぼ同じである。
5.5.1.1.3データバインディングに分類軸、データバリューとフィルタを含む場合
フィルタ条件で時間範囲を選択し、日付フィールドが年-月の場合、対前年比と対前月比の計算結果は下記2図の通り。
その他日付フィールドは(例えば、年-四半期、年-月、年-週、年-月-日、年、四半期、月、週、日)操作がほぼ同じである。
日付フィールドのフィルタ条件を設定した後、対前年比計算は比較開始日の0値を表示せず、時間範囲内の値を全部表示する。フィルタ条件の日付フィールドと分類軸の日付フィールドと関係ない場合、計算に影響しない。
フィルタ条件で時間範囲を選択し、日付フィールドが年の場合、対前年比の計算結果は下図の通り。
フィルタ条件で開始時間と終了時間を選択する場合の操作がほぼ同じである。相対時間と特殊値は計算せず、有無と関係なく直接返却する。
5.5.1.1.4データバインディングに図例、分類軸、データバリューとフィルタを含む場合
日付フィールドが年で、フィルタ条件で時間範囲を選択し、図例が地区である場合、対前年比の計算結果は下図の通り。
その他日付フィールドは(例えば、年-四半期、年-月、年-週、年-月-日、年、四半期、月、週、日とその他日付フィルタ条件)操作がほぼ同じである。
今期フィールドが年-月で、フィルタ条件で時間範囲を選択し、図例が地域である場合、対前月比の計算結果は下図の通り。
その他日付フィールドは(例えば、年-四半期、年-月、年-週、年-月-日、年、四半期、月、週、日とその他日付フィルタ条件)操作がほぼ同じである。
日付フィールドが年-月で、フィルタ条件で時間範囲を選択し、図例が地域であり、複数の度量をドラッグする場合、対前年比と対前月比の計算結果は下記2図の通り。
5.5.1.2 ドラッグした次元が日付フィールドではない場合
次元が日付フィールドではない場合の操作は、次元が日付フィールドの場合に似ている。違うところは、次元が日付フィールドではない場合、データベースの日付フィールドが出され、選択して対前年増加率と対前月増加率を計算する。
5.5.1.2.1 次元が日付フィールドではない場合
詳細計算の対前年比や対前月比をクリックし、日付フィールド選択ダイアログが出される。
注文日付と相対時間を選択した後、「確認」ボタンを押下した場合、対前年比や対前月比の計算結果が下記の通り。
対前年比/対前月比の設定で、相対時間の月と日、時間範囲に対する操作がほぼ同じである。
5.5.1.2.2 一般的なテーブル
一般的なテーブルで、日付フィールドでない場合の対前年比と対前月比の計算結果は下記の通り。
5.5.2 対前年増加量と対前月増加量
対前年増加量と対前月増加量の計算ロジックは、対前年比、対前月比と同じである。対前年増加量と対前月増加量は数値の計算だけで、割合の計算ではない。対前年増加量と対前月増加量は下図の通り。